WRCスウェーデンでは走行順の不利に苦戦を強いられたMスポーツ・フォード。3度目のWRカー参戦をスノーラリーで迎えた若手のテーム・スニネンが8位に入ったのが最上位と、厳しい週末となった。
チーム代表のマルコム・ウィルソンは「このイベントは、特に金曜日に新雪が積もれば厳しくなることは分かっていたが、誰もが予想していた以上に不利となる要素が大きい状況に直面することになった」とコメント。
「モンテカルロでの我々の成功を見れば、今回のペースがコンディションの影響を大きく受けていることは明らかだ」
一方で、WRC2部門ではフォード・フィエスタR5の勝田貴元が部門優勝を飾ったことを賞賛。
「タカモトに祝福の思いを伝えなくてはならない。メインチームはこの週末、優勝争いに挑むことはできなかったかもしれないが、若手のフィエスタドライバーがスウェーデンで美酒を味わってくれた。素晴らしい走りを見せたタカモトは、WRC2で優勝を飾った初めての日本人ドライバー。フィエスタにこのような象徴的な勝利をもたらしてくれた彼の姿を見るのは、最高の気分だ」