今週開催されるWRCメキシコ戦では、17歳のカッレ・ロバンペラがシュコダ・モータースポーツからWRC2部門にエントリーする。ロバンペラが同チームのワークスドライバーとして参戦するのは、これが初めて。
「今回は、学ぶための参戦」と真摯な姿勢を見せるロバンペラ。
「グラベルをドライブするのは大好きだし、ファビアR5は、メキシコの極限的なコンディションに向けて万全の準備が整っている」
父親のハリ・ロバンペラは、WRC昇格前に候補イベントとして開催された2002年のラリーメキシコの覇者。父親を彷彿とさせるパフォーマンスも期待される。
一方、チームメイトのポンタス・ティデマンドは、昨年のメキシコで、WRC2部門優勝を飾っており、WRC2選手権での首位浮上を狙う。
「昨年は、激しい戦いの末に部門優勝を飾ることができた」とティデマンド。
「今回もいいリザルトを出せば、WRC2部門で首位に立つことができる。しかし、若くて速い僕のチームメイト、カッレも含め、ライバルも簡単にはかたせてくれないことは間違いない」
なおロバンペラは、月曜日に行われた現地テストでの模様を収めた動画を自身のFacebookページで公開している。