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WRC第5戦ポルトガル:2日目を終えてラトバラ好調

 

WRC第5戦ポルトガルはSS7までを終えてフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラがトップ。この日行われた5SSのうち2SSでベストタイムを獲得し2番手のクリス・ミーク(シトロエン)に11.1秒差をつけている。

この日はSS2〜SS7の計6本。3SSを2度ずつ走行する設定となっているが、SS5は森林火災のためキャンセルとなり、5SSでの戦いに。午前中の3SSを終えて、トップはラトバラ、2番手にミーク、3番手にアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)というオーダーとなった。先頭走者のセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)は砂利掻き役となるため、思うようにペースをあげられず7番手にとどまっている。

リピートとなる午後のステージではオジエもペースを戻しSS6でベスト、SS7でセカンドベストを獲得。しかしトップを走るラトバラの勢いも衰えを見せず、SS6でセカンドベスト、SS7でベストタイムを獲得している。結果、ラトバラはミークとの差を広げて首位を堅持し2日目を終了。総合2番手はミーク、3番手にミケルセンという順位は変わらず。午前中5番手につけていたオィット・タナック(フォード)も午後は2SSともステージ3番手といい走りを見せ、ヒュンダイのダニ・ソルドをかわし4番手に浮上した。

5月23日(土)の競技3日目は3SSを2度走行する計6SS。そのうちSS10/13は37.67kmと大会最長のステージとなっている。現在トップのラトバラがどこまで逃げ切るか、あるいは勢いに乗るミークが追い詰めるのか。SS8は日本時間の23日16時54分スタート予定。

【SS7後暫定総合】
1.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) 1:07:19.4
2.クリス・ミーク(シトロエン) +11.1
3.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +16.0
4.オィット・タナック(フォード) +17.8
5.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +21.8
6.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) +25.9
7.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +31.3
8.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ) +40.0
9.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +1:08.0
10.ロバート・クビカ(フォード) +1:29.1



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