現在、グループNユーザーから高い人気を得ているテインのサスペンションだが、同社の専務取締役を務める藤本吉郎は2013年のWRC2への参戦を明言した。
現時点で決定しているユーザーはイタリアのトップランと、オーストリアのストールレーシング。両者とも2012年のPWRCおよびIRCでタッグを組んで戦っており、両カテゴリーとも最終戦まで王座を争うなど好成績を残している。
同社のダンパーには、ギャップの通過時に伸び側の減衰力をカットしてダンパーを素早く伸ばす(=タイヤの接地性を高める)ファスト・リバウンド・システムなど、ラリーの最前線で培ってきた技術がふんだんに盛り込まれている。