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WRCフランス:シェイクダウンのトップはクリス・ミーク

©Citroen / @World

WRC第4戦ラリーフランス、ツール・ド・コルスは4月5日、フランス領コルシカ島のソルボ・オカナノ(5.45km)のステージでシェイクダウンが行われ、シトロエンC3 WRCのクリス・ミークがトップタイムをマークした。2番手タイムは、2.2秒差でヒュンダイi20クーペWRCのアンドレアス・ミケルセン。

この日は午後から雷雨に見舞われ、ドライバーがコーナーをインカットする度に泥が路上に掃き出されていった。このため、ステージタイムはすぐに落ちていき、セバスチャン・ローブ以外は、最初の走行のタイムが自己ベストとなった。
「前日の雨で湿度が高く、かなりトリッキーなシェイクダウンだった。自分のリズムはかなりよく、タイムはそれほど重要ではないが、マシンの手応えには満足している」と語ったミークは、昨年のコルシカ戦ではエンジントラブルでリタイアするまでラリーをリードしていた。
「ドライなコンディションでなら、みんなもっとグリップを信じられる。ラリーではどんどんドライになって行きそうなので、ギャップはとても小さくなるだろう。今日の午前中はトリッキーで独特のコンディションだったので、ラリー中にこの状況になることはないと思う」

ヒュンダイ勢で最もいいタイムをマークしたのはミケルセン。昨年覇者のティエリー・ヌービルを0.8秒、ダニ・ソルドをさらに0.5秒先行した。選手権リーダーのセバスチャン・オジエは5番手タイム、Mスポーツ・フォードのチームメイト、エルフィン・エバンスは6番手だった。最低3回の走行で行われたこのシェイクダウンでは、今回、負傷により欠場するダニエル・バリットの代打コ・ドライバーとしてフィル・ミルズと参戦するエバンスは、コンビネーションを合わせるために6回と最も走行を重ねた。

トヨタ勢は8番手タイムを記録したオィット・タナックが最上位。9番手にヤリ‐マティ・ラトバラ、10番手にエサペッカ・ラッピと続いた。

ラリーはこの日の夜、バスティアのプレイス・サン‐ニコラスでスタートセレモニーが行われる。週末は好天の予報が出ており、ステージはドライになるとみられており、コンディションは会期を通して安定しそうだ。

WRCフランス シェイクダウン結果
1. クリス・ミーク シトロエンC3 WRC 4:00.8
2. アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +2.2
3. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +3.0
4. ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +3.5
5. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC +4.3
6. エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +5.3
7. セバスチャン・ローブ シトロエンC3 WRC +5.6
8. オィット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +7.1
9. ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +7.7
10. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +7.8



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