第5ステージ アレキパ〜アリカ
リエゾン:337km(4輪、カミオン)、274km(2輪、クワッド)/SS:172km(4輪、カミオン)、136km(2輪、クワッド)
ダカールラリーはペルーで最後の競技となるステージ5を終了。この日のフィニッシュ地点はチリの港湾都市アリカに設けられた。
4輪部門では、MINIオール4レーシングを走らせるX-raidのナニ・ロマが今大会初となるステージベストタイムを奪取。
「とにかく集中力を保つようにした。感触としては悪くないので、このままペースをキープしていきたいね」と、総合5番手のロマ。
総合首位は変わらずステファン・ペテランセル。総合2番手は9分54秒差でナッサー・アル‐アティヤがつけている。
「今日はそれほど難易度の高いステージではなかったね。少しナビゲーションのミスはあったけれど、僕らはまだ2番手にいる」とアル‐アティヤは余裕のコメント。
総合3番手にはトヨタ・ピックアップハイラックスのジニール・ドゥビリエ。
市販車部門は前日同様、スペインのジャビア・フォッジが首位、総合32番手を堅持している。トヨタ・チームランドクルーザー2号車のニコラ・ジボン/三浦昂はクラス3位、総合42番手。
また、チームリリースによれば、1号車の三橋淳/アラン・ゲネックは駆動系のトラブルが発覚。今後の走行を継続可能にするため駆動系部品の交換を実施したが、この部品交換により、1号車は市販車部門での参戦継続を断念することになったという。
三橋は今後、2号車のサポートにまわり、改造車部門での参戦に移行することになる。三橋の総合順位は50番手となっている。
カミオンクラス、日野チームスガワラ2号車の菅原照仁は総合順位を20番手まで上げ、義正は総合32番手を守っている。