WRCフランス:ミーク「起きたことのないことが起きた」デイ2コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCフランス:ミーク「起きたことのないことが起きた」デイ2コメント集 

©CITROEN / @World

ラリーフランス(ツール・ド・コルス)、デイ2終了後の各ドライバーからのコメントを紹介する。総合2番手につけていた最終SSで、ポール・ネイグルがペースノートを読み間違えたことでクラッシュを喫したクリス・ミーク。これまで一度も起きたことがなかったとネイグルを擁護し、すぐに立ち直ることを誓った。
(カッコ内は順位の前日比)

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■セバスチャン・オジエ/総合首位(=)
「長いが、いい一日だった。今日は、自分たちのアプローチを気にしなくてはならなかったので、全開で攻めた昨日に比べて少し難しかった。もちろん、いいリズムをキープするよう努めたが、同時にリスクも負い過ぎたくはなかった。それでもステージの度に差を広げることができたので、内容にはうれしい。まだ、最長ステージも残っているが、この週末はいいフィーリングが続いているので、このまま明日も終わりたい」

■エルフィン・エバンス/総合6位(=)

M-SPORT

「午前中はベストの内容ではなく、場所によって躊躇してしまうところがあった。午後は少し改良を行って、マシンの自信が高まった。フィルとの連係は格段によくなって、いいタイムも出たので、明日もこの流れを続けたい」

■ブライアン・ブフィエ/SS8でラリーリタイア
「もちろん残念な結果になったが、これもモータースポーツ。まだ慣れないマシンでの自分のペースには満足していたし、前進や理解も深まった。いいタイムも出たので、またこの素晴らしいマシンに乗ることができたらと思う」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合2位(↑)

TOYOTA

「3番手とは0.1秒差、4番手のエサペッカとは10.4秒差なので、明日は面白い1日になる。エサペッカは好タイムを連発し、とても自信があるようだ。自分たちのマシンのフィーリングは全体的にとてもよく、ペースも終始安定していた。限界まで攻めるのではなく、適切なリズムを保ち適切なスピードで走るよう努めた。明日は、最初のSSが非常に長いので、走りのリズムが重要になる 」

■エサペッカ・ラッピ/総合4位(↑)

TOYOTA

「とてもポジティブな日だった。1日を通して速く走ることができてうれしい。昨日、さらにいいセットアップを見つけるため必死で努力した結果、今日はマシンのフィーリングがすごくよく、楽に運転することができ、苦労なくいいタイムが出た。ハードにプッシュしなくても、自然にいいタイムが出た。明日のSSは、みんなも知らないので、自分には好都合。自分のペースを維持することに専念する。激しく攻め過ぎるつもりはないが、ひとつでも、ふたつでも順位が上がればそれも悪くない」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/SS8でラリーリタイア

TOYOTA

「日中サービスでマシンに変更を行って、フィーリングがよくなり、自信を持って攻められるようになった。でも、少しハードに攻め過ぎたのか、ブレーキングが遅れ、マシンのリヤを木に当ててしまった。オットとエサペッカは今回とても好調で速いのに対し、自分はずっと苦戦していたが、やっといいスピードを見つけることができた。自分がなぜ間違った方向に進んでしまい、速くなかったのかを学んだので、今後に活かしたい」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合3位(↓)
「今日もかなり厳しい一日で、言うことはあまりない。どのステージでも、全力でプッシュした。時にはプッシュし過ぎることもあった。いまできることは、ポディウム圏内の位置を守ること。セットアップに苦戦することもあり、道がマシンに向いていないところもあった。自分たちの限界を受け入れなくてはならない。この週末はヒュンダイ勢は厳しい展開になっているので、ダメージを最小限に抑えたい」

■ダニ・ソルド/総合5位(↑)
「マシンに少しモディファイを行って、自信が高まりタイムもよくなった。できることはすべてやり、常にプッシュを続けたが、それでもまだ解決できていないセットアップの問題が残っている。他のクルーも同じような問題を抱えている。今は、フロントエンドのグリップに対応して、明日のロングステージでよくなるように目指すことしかできない。手遅れかもしれないが、最後まであきらめない」

■アンドレアス・ミケルセン/総合7位(↑)
「7番手につけているのは、願っていたことでも、予想していたことでもない。アンダーステアにかなり苦しめられ、今日のようなワイドなレーシングサーキット風のステージでは、厳しかった。午前のループでは前との差を少し詰めることができたが、他の人の不運で順位を得たいとは思っていない。それよりも、上位で戦いたい。午後はドライビングスタイルを変えたが、あまり状況はよくならなかった。とにかくマシンの改良を続けていくことが、自分たちには重要だ」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■セバスチャン・ローブ/総合16位
「今日は、とてもいい一日になった。余裕が感じられる時にはプッシュして、C3 WRCのドライビングにも充分自信が得られた。この路面を走行するのは、本当に楽しい。バランスのいいマシンだし、いいタイムも出せてうれしい」

■クリス・ミーク/SS10でデイリタイア

CITROEN / @World

「2位争いをしていて、必死でプッシュしていた。まさに限界まで。しかし、これまで自分たちには起きなかったようなことが起きてしまった。ポールがペースノートを少し読み間違えてしまったんだ。初めてのことだ。これまで何度かコースオフしていたが、それは自分のミスで、彼のミスではなかった。でも、僕らは勝つ時も負ける時も一緒だった。必ず、すぐに立ち直ってみせるよ」



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