第3ステージ ピスコ〜ナスカ
リエゾン:99km/SS:243km
ダカールラリーはステージ3を終了。ピスコのループステージを終えて、チャレンジャーたちはいよいよ南下をはじめる。
4輪部門でステージトップタイムをたたき出したのはカタールのナッサー・アル‐アティヤ。
「ステファン(ペテランセル)の背中が見えてきたね。途中でカルロス(サインツ)が電気系のトラブルでストップしていたから少しストップしたけれど、おおむね順調だった。僕らのクルマはまだ新しいから、どこまでいけるか分からない。砂地はとても柔らかかったし、全開で攻めるようなことはしなかったよ」と笑顔を見せた。
総合首位は前日と変わらず、MINIのペテランセル。総合順位で2番手にジャンプアップしてきたアル‐アティヤに6分33秒の差をつけている。
サインツはトラブルでストップしたにもかかわらず総合5番手に浮上。また、ハマーで出場しているロビー・ゴードンはステージ2番手のタイムを出して13位に躍進している。
市販車部門に参戦しているチームランドクルーザーの2台は、2号車のニコラ・ジボン/三浦昂が総合32番手。1号車の三橋淳/アラン・ゲネックは36番手につけている。
カミオンクラスの日野チームスガワラは2台とも慎重な走行。2号車の照仁は総合順位24番手、義正は総合36番手にそれぞれ順位を落としている。カミオン3番手のミキ・ビアジオンは変動なく総合3番手を走行中。