4月6日〜8日に開催された2018年全日本ラリー第2戦ツール・ド・九州2018 in 唐津で、JN3クラスにエントリーした岡田孝一/多比羅二三男(マツダ・デミオ15MB)がクラス3位に入賞した。
2016年7月、北海道での骨盤や胸椎を9カ所骨折する大きなクラッシュから、約1年9ヶ月ぶりの復帰となった今回のラリー。4月の九州で季節はずれの雪となったレグ1ではドライタイヤで走行。午後から路面温度が下がり、SS4ではギャラリー前で滑り出しヒヤリとする場面もあったものの、無事に走りきった。天候の回復したレグ2はドライ路面を果敢に攻め、この日2位のレグポイントを獲得して復活をアピールした。
15MBでの初ラリーについて岡田は、「コントロール性が高く、前モデルよりもトルク感がある」と語る。「クロスミッションか、低いファイナルギヤに交換すればかなり速くなる」とのこと。次戦第3戦の丹後ラリーまでには、ドライバーの体力回復とセッティング改善でスピードアップを図るという。