ウクライナを拠点とするメントス・アスカニアレーシングが今季、2台のプロドライブ製MINIジョン・クーパーワークスS2000をWRC2で走らせることを表明した。ドライバーを務めるのは、バレリー・ゴルバンとオレクシイ・キキレシュコ。
チームは作ね、PWRCで三菱ランサーエボリューションIXを走らせており、ゴルバンがシリーズ3位に入っている。
「MINIジョン・クーパーワークスS2000にとって、WRCでフルカスタマープログラムに挑戦するのは、これが初めてとなる」とプロドライブのシニアセールスマネージャーのグラハム・プルー。「チームは最新モデルのWRカーも検討していたが、実際にドライブし、プロドライブのファクトリーを訪問して、MINIに決めた。昨年はIRCのコルシカ戦で勝利を収めるなど、国際舞台でも力量は証明されている。エンジンやシャシーも、さらに開発が進んでいる。面とすは、WRC2でトップ争いを演じる最高のチャンスをつかむだろう」
チームが使用するマシンは最新スペックで、1月の下旬には英国にあるプロドライブのワークショップから送り出される。一方同チームは、WRC2と併行して、ウクライナ選手権にも参戦する。