WRC、世界ラリークロスの元チャンピオン、ペター・ソルベルグを父に持つ16歳のオリバー・ソルベルグが、北欧のラリークロスシリーズ、ラリーXノルディックの2018シーズンに向けてチームテストに参加した。
父のペターはその模様を収めた画像を公開し「今年もオリバーがRXに参戦できるのは素晴らしいこと。このようなパワフルなマシンのドライビングを学ぶのは、最高の経験だよ」とコメントを寄せている。
オリバーは、昨年のラリーXノルディックではシトロエンDS3スーパーカーを駆り、2勝を挙げてシリーズ2位に食い込んでおり、今季はタイトルを視野に入れていることを明かしている。
現在はフランスのル・マンで学校に通っているオリバーは「このようなスーパーカーをドライブするのは、本当に楽しい! 選手権はスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランドと、どこも近いところで開催されるので、今年もいいシリーズになりそうだ。自分は、両親からサポートを受けることができて、本当に幸運。2人ともこのスポーツのことを理解している。ソルベルグ一家には、祖父母の代からその血筋が流れている。だから、父も僕も、その血を絶やしたくない」
「スポンサーからの支援にも感謝している。みなさん、僕の夢を理解し、信じてくれている。自分にとって、重要なシーズンになるよ」
2018年のラリーXノルディックは、5月5−6日にスウェーデンのヘリェスで開幕する。