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世界RXポルトガル事前情報:シリーズ最高地点となる標高1000m級の高地が舞台

©FIAWorldrallycross.com

世界ラリークロス選手権第2戦が、4月28−29日にポルトガルのモンタレグレで開催される。

2017年チャンピオンのヨハン・クリストファーソンは、劇的な結末を迎えた開幕戦で優勝を飾り、選手権リーダーとしてこのイベントを迎える。このモンタレグレは、2015年に自身初の世界RX勝利を挙げた相性のいい舞台。ここ10戦のうち8戦を制している好調を、ポルトガルの地でも続けたい構えだ。

「2018年の滑り出しを勝利で飾ることができて本当にうれしいが、今はポルトガルでの第2戦に集中している」とクリストファーソン。
「戦いはこれまでになく激しくなっているので、ライバルたちは今まで以上にポディウムの頂点を目指す意欲を燃やしてモンタレグレに挑んでくることは間違いない。それでも自分とPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンも、このチャレンジに向けて準備は万端。今週末もポロRのパフォーマンスをできる限り絞り出すよ」

スペインの国境にも近いポルトガルの北部に位置するモンタレグレは、シリーズでも人気の一戦。大観衆が押し寄せるが、ヴィラ・リアル地方の丘陵地帯という地形から、コースレイアウトも過酷なものとなる。さらに、標高は1030mと、カレンダーで最も高地でのイベント。チームには、この環境に合わせてマシンをファインチューニングするという独特な試練が与えられる。

今回のモンタレグレ戦、スーパーカー部門にエントリーしたのは18台。このイベントで過去2勝を挙げているペター・ソルベルグは、チームメイトのクリストファーソンにタイトル争いでは3ポイント差で続いている。その後を、今季はEKSからアウディ S1で参戦しているアンドレアス・バックラッドとマティアス・エクストロームが続いている。

イベントは4月28日にQ1とQ2を走行。29日はQ3とQ4を行い、トップ12がセミファイナルに進出。ファイナルは、その中のトップ6によって争われる。



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