2018年APRC開幕戦インターナショナルラリーオブワンガレイ(ニュージーランド、グラベル)は5月4日、開幕のスーパーSSに続き、5日、8SSの走行が行われ、国内選手権との総合部門でヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20 AP4)が4分以上の大差をつけて首位に立った。
金曜日夜、1kmのスーパーSSを2本走行した時点で5秒近くの差をつけたパッドン。翌土曜日の早朝、初秋のニュージーランド北島は霧に覆われたが、最初のステージだけで38秒差をつける圧巻の走りを見せた。
「今日の内容には本当に満足。午後はタイヤを労りながらステージをクリアしていった」と語るパッドンは、WRC次戦のポルトガルでWRC戦線に復帰する。
「とても楽しめたし、全て計画通り。明日は少し違うステージになるが、プッシュを続けて今の差を維持していきたい」
一方、APRC登録エントリーでは、クスコレーシングのマイケル・ヤングは(トヨタ・ヴィッツ)が総合2位につけていたが、SS5でラジエターをヒット。レグリタイアを喫している。
APRC部門のトップは、ファビオ・フリジエロ(プジョー208 AP4)。シュコダ・ファビアR5での初のフル参戦に挑んでいるクスコレーシングの炭山裕矢は部門2番手につけている。
競技最終日となるレグ2は、8SS・124.56kmが設定されている。
APRCワンガレイ レグ1総合結果
1 H.パッドン(ヒュンダイi20 AP4) 1:34:56.2
2 B.ハント(スバルWRX STI) +4:02.4
3 E.ギルモア(スズキ・スイフト) +5:03.3
4 N.クイン(フォード・フィエスタR5) +5:08.5
5 D.ターナー(アウディ・クワトロS1 AP4) +5:16.4
6 G.フェザーストーン(三菱ランサーエボリューションⅦ) +6:04.2
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16 F.フリジエロ(プジョー208 AP4) +11:22.1
18 炭山裕矢(シュコダ・ファビアR5) +11:28.1
26 高橋冬彦(スバルWRX STI) +14:10.9