©Takuto Nishio
2018年全日本ラリー選手権第４戦「Sammy久万高原ラリー」は、5月20日（日曜日）に6カ所のスペシャルステージを走行し、新井敏弘／田中直哉（スバルWRX STI）が、奴田原文雄／佐藤忠宜（三菱ランサーエボリューションⅩ）に22.4秒差をつけて、今シーズン初勝利を飾った。
最終日に再度ブレーキトラブルに見舞われながらも大きくタイムロスすることなく、新井が2018年シーズン4人目のJN6ウイナーとなった。「ようやく勝てましたね。1位になれましたが、今回のラリーで2回もブレーキラインが切れて14秒くらいロスしています。今日のデイポイントを獲れなかったのは、今後のことを考えると少しキツいかもしれませんね」と、新井。
2位の奴田原は「今回は可もなく不可もなくというラリーでしたが、それでも2位に入れてホッとしています。セッティングも含めて悔しさが残りますが、Sammy賞を獲れたのがせめてもの幸いかな（笑）。次のモントレーは頑張ります」と、悔しさをのぞかせた。3位は勝田範彦／石田裕一（スバルWXR STI）、4位に柳澤宏至／加勢直毅（スバルWRX STI）が入っている。
Takuto Nishio
Sammy久万高原ラリー 暫定結果
1. 新井敏弘／田中直哉 スバルWRX STI JN-6 1:09:23.0
2. 奴田原文雄／佐藤忠宜 三菱ランサーエボリューションX JN-6 +22.4
3. 勝田範彦／石田裕一 スバルWRX STI JN-6 +25.5
4. 柳澤宏至／加勢直毅 スバルWRX STI JN-6 +1:23.2
—
8. 天野智之／井上裕紀子 トヨタ・ヴィッツ JN-3 +8:02.2
9. 曽根崇仁／澤田耕一 トヨタ86 JN-4 +8:06.9
10. 小濱勇希／草加浩平 シトロエンDS3 R3T-MAX JN-5 +8:44.7
14. 古川寛／廣田幸子 スズキ・スイフトスポーツ JN-1 +9:55.5
25. 長﨑雅志／秋田典昭 トヨタ86 JN-2 +13:21.3
