APRC第2戦ナショナル・キャピタルラリー(グラベル、オーストラリア)は6月3日、レグ2に設定された3SSを2回ループする6SS・118.90kmの走行が行われ、クスコレーシングの炭山裕矢(シュコダ・ファビアR5)がラリー全体を通して堅実な走行でステージをクリアし、総合4位、APRC登録勢ではトップでのフィニッシュを飾り、初めて挑むフルシーズンで開幕2連勝を決めた。
しかし、チームメイトのマイケル・ヤング(トヨタ・ヴィッツ)は最終ステージで駆動系トラブルに見舞われ、リタイアとなった。
イタリアのファビオ・フリジエロ(プジョー208 AP4)は、前日のラジエター破損を修復してこの日を再スタート。総合10位、APRC2位でのフィニッシュを果たした。また日本の増村淳(三菱ランサーエボリューションX)は、前日から順位を一つ上げて、総合7位でフィニッシュしている。
イベントの総合優勝は、前日からのリードを維持したエライ・エバンス(ファビアR5)が飾り、オーストラリア国内選手権でのポイントリードを広げている。
APRCの次戦第3戦インターナショナル・ラリー・オブ・ジョホール(マレーシア、グラベル)は7月21-22日に開催される。
APRCオーストラリア 最終結果
1 E.エバンス(シュコダ・ファビアR5) 2:41:23.7
2 A.コッピン(シュコダ・ファビアR5) +4:58.4
3 S.グレーニー(スバルWRX STi) +6:13.5
4 炭山裕矢(シュコダ・ファビアR5) +7:36.2
5 H.ベイツ(トヨタ・ヤリスAP4) +9:16.6
6 M.テイラー(スバルWRX STi) +11:43.9
7 増村淳(三菱ランサーエボリューションX) +21:37.3
8 A.カプラン(日産370Z) +33:18.4
ーーー
10 F.フリジエロ(プジョー208 AP4) +7:14:17.1