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全日本ラリー モントレー:SS4を終え鎌田が首位、1.4秒差に3台がひしめく僅差のバトル

©Takuto Nishio

2018年全日本ラリー選手権第5戦「MONTRE 2018」は、6月9日(土)のSS4までを終えて、鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)が総合首位に立っている。0.6秒差の2番手には奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)、3番手の新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)も鎌田から1.4秒差と、3台が非常に僅差のなかで競い合う展開となっている。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN6クラス 首位
鎌田卓麻

「順調にミスなく、攻めていないのですが、タイムも出ています。このままの調子で行きたいと思っています。最初のステージは走行順が良かったので、そのアドバンテージはあったと思います。午後はそのアドバンテージがなくなるので、これからですね」

JN6クラス 2位
新井敏弘

「あまり差がつなかいですね。SS3はグラベルでの走りは良かったんですが、下りのセクションでけっこうなスピードでガードレールにぶつかりそうなってしまいました。ここで少しタイムロスをしたと思います。SS4の上りはそこそこ走れましたが、かなり荒れていて難しかったです。午後もこのままのペースを守りつつ、まだ走っていて余裕があるので、無理をしないように行きたいです。でも、無理をしなければならない局面もありますからね(笑)、そうならないように気をつけて走ります」

JN6クラス 3位
奴田原文雄

「この道はすごく難しいです。グラベルとターマックが混じっているし、グラベルはちょっとしたミスでかなりタイムロスしそうです。60台以上が走りますから、2ループ目の走行では路面はかなり荒れてくると思います。今回は完走が目標なので、しっかり走ります」

JN6クラス 4位
勝田範彦

「たくさんの観客が集まっていたギャラリーステージで、失敗してしまいました。恥ずかしいなぁ(笑)。でも、それ以外は順調に走れています。思ったほど、SS4のグラベルも走りにくくなかったです。とくに午後に向けての作戦は考えていませんが、頑張ります」

JN6クラス 5位
柳澤宏至

「頑張っているんですが、ジワジワ離されていますね。道は特に問題ありません。思ったよりも滑りませんでした。でも、雨が降ると分からないので……。午後のループは長い舗装ステージがあるので、まだまだ分かりませんし、頑張ります」

JN5クラス 首位
眞貝知志

「クルマはすごく快適に走ってくれています。ドライビングも少しずつレベルアップしていければと思っています。競った戦いに加わることができて、すごく楽しいです。午後はキャラクターの異なるステージが続くので、また気持ちを入れ替えて、しっかり走りたいです。コンディションは悪くないです、大きく掘れてもいませんし、思ったよりもスムーズに走れています」

JN4 首位
上原 淳

「調子よく走れました。トップには自分にも驚いています。曽根選手をターゲットにひとつでも彼より上と思って走ったのですが、トップに立つと緊張しますね。ターマックは苦手なので、なんとか頑張ります」

JN3 首位
天野智之

「とりあえずトップで戻ってこられました。このラリーは標高も高いので、小排気量車には厳しいですね。特にSS4のように上りのターマックはきついですね。体調は熱は下がったのですが、まだ喉が少し痛いです」

JN2 首位
加納武彦

「ちょっと様子見で入ったのですが、悪くはない走りができています。かなり差の詰まった状態ですね。まだまだ接戦は続きそうですが、早くそこから抜け出したいです」

JN1 首位
須藤浩志

「今シーズン初参戦になります。チームメイトの古川選手といいバトルができています。SS4で古川選手にしっかり勝てたので良かったです。最初は久々の実戦だったので、少しぎこちなかったんですが、やっと体の動きが良くなってきました」



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