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全日本ラリー モントレー:SS13を終えて新井がトップ、鎌田との差は2.9秒

©Takuto Nishio

2018年全日本ラリー選手権第5戦「MONTRE 2018」は、6月10日(日)のSS13までを終えて、この日を2.1秒差の首位でスタートした新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)がトップの座を守っている。2.9秒差の2番手には鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)がつけており、最終SSまで目が離せない。また、その後方では、3番手につける勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)と、4番手の奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)との差が0.5秒と、3位争いも接戦となっている。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN6クラス 首位
新井敏弘

「最初のステージはそんなに悪くない走りができました。SS12のGunmazakaは4本のタイヤ新品で行ったんですが、山アリで。それぞれのドライバーが異なるタイヤの組み合わせで走っていて、フロントに山ナシで行ったドライバーは速かったみたいだね。路面はそんなに悪くなかったです。でも、SS13のOmaesuzkaはかなり石が出ていましたね。道はそんなに濡れていないかったし、霧は1本目は少し出ていたけれど、そんなに気にならなかったです。午後もこのままのペースで走ります」

JN6クラス 2番手
鎌田卓麻

「1本目があまり良くなったです。少しずつ取り返したんですが……。今回、フロントに雨用のタイヤを履いたんですが、あまり上手く走れませんでした。SS13でまた少し戻したので、振り出しに戻った感じですね(笑)」

JN6クラス 3番手
勝田範彦

「今日のスタートはけっこう良かったんですが、SS13で奴田原選手にちょっとやられてしまいましたね。まだコンマ差で勝っていますが、午後も巻き直して頑張ります」

JN6クラス 4番手
奴田原文雄

「Azumayaが遅いですよ。理由は分からない、分かったら教えて欲しいくらいです(笑)。路面は思ったほど濡れていないです。午後もまた頑張ります」

JN5クラス 首位
小濱勇希

「ウエットになるかと思ったんですが、ちょっと湿っている程度でグリップレベルは悪くなかったです。行けるはずと思って、マシンとタイヤを信じてコーナーに飛び込みました。なんとか競っている感じです。10秒リードがあるんですが、あってないようなものですし、ミスなく走りきって優勝したいです」

JN4 首位
上原 淳

「いや、グラベルは楽しいけれど、大変でした。路面はヘビーウエットではなく、まだザクザクにはなっていませんでした。後ろから強いドライバーが追いかけてきているので、しっかり頑張りたいです」

JN3 首位
天野智之

「SS10でスピンして、バックギヤを使いました。これで10秒くらいロスしたと思います。ちょっと道が悪くなっているので、クルマを労わりながら走りました。同じようなペースで午後も走るつもりです」

JN2 首位
加納武彦

「鎌野選手と5秒差くらいでスタートしたんですが、一進一退でしたね。マシンは特に問題ないです。午後のAzymaya2本が鍵になると思うので、頑張りつつも、何か起こさないように頑張ります」

JN1 首位
須藤浩志

「少し差があったので、クルージングモードに入ったら、立て続けにやられてしまいました。それで目が覚めました。午後もこの差をしっかりキープして、午後も頑張りたいと思います」



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