FIA総裁のジャン・トッドは、ケニアのサファリラリーが公式にWRC候補イベントとなったことを発表した。ケニア政府とWRCプロモーターが6月21日、パリのフランス自動車クラブで契約に署名を行った。
トッドは「モータースポーツとアフリカのロード・セーフティの成長を後押ししてくれることを期待する」とコメント。
候補イベントというステイタスを得たことで、アフリカ大陸におけるFIAの政治的な立場は強まるが、すぐにWRCカレンダーに含まれると捉えることはできない。今年WRCカレンダーに復帰するラリー・オブ・トルコは何年もの間、調査が続けられており、WRCが新規または復帰イベントを迎えるのは8年ぶりのことだ。
(Martin Holmes)