ナローでツイスティなサルディニアを終えて、シトロエンC3 R5は高速のフィンランドに向けて準備万端だ。シトロエン・レーシングは今回もステファン・ルフェーブルをワークスドライバーとして起用。さらに、2017年シトロエン・アルティメイトチャレンジのウイナー、シモーネ・テンペスティーニをサポートする。
チーム代表のピエール・ビュダールは
「非常にコンペティティブになっているWRC2で、ポルトガルとサルディニアのグラベル戦でステージウインを5回マークしているC3 R5は、同じく難関のフィンランドでもポテンシャルを発揮し続けることを目指している。ステファンは、プレイベントテストの3日間のうち、2日間に参加するので、速度域やどこまでも続くジャンプに慣れる機会を得ることができる」とコメント。
フィンランドにはこれまで2回参戦経験のあるルフェーブルは「フィンランドの最後の参戦は2015年だが、この年はWRC2部門のポディウムを争っていたいい思い出がある」と語る。
「あの時から成長できている手応えを感じるし、イベント前にもテストに参加できるので、しっかり準備ができる。サルディニアのような勢いを出して行きたいし、今回はそれをいいリザルトにつなげる番だ」