スバル・ラリーチームUSAは7月20‐21日、アメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)選手権第4戦ニューイングランド・フォレストラリー(=NEFR、米国メイン州)に参戦する。
シーズン中盤戦となるこのフォレストラリー、今季残るイベントは3戦となっている。昨年のNEFRのウイナーで2017年ARAチャンピオン、トラビス・パストラーナは、先週オースチンで行われたアメリカズ・ラリークロスでのデビュー戦を終えたばかりだ。NEFRは、非常にラフで石の多いテクニカルなラリーとして知られている。ドライになれば、ダストも懸念素材。今回は、バリー・マッケンナがWRカー仕様のマシンで、ケン・ブロックもWRカーでエントリーしているため、激戦は必至だ。
米国国内戦の常連でベテランのデビッド・ヒギンズは「このイベントをとても楽しみにしている。ラフなセクションが多いので、運も必要だ」とコメント。
「いいリズムをキープするのが難しいラリー。本当にラフだし、石が散乱するので危険要素を避けるためにラインやスピードを変えたりしなくてはならないからだ。大きなリスクは負わないが、しかしここで出来る限りポイントを獲得しなくてはならない」
一方、カーナンバー1を担うパストラーナは「ラリーの参戦が恋しかったよ! 最後の参戦から、かなり時間が経ってしまったからね」と期待を高める。
「昨年、選手権を制したことは、自分の人生の中の大きな達成点。今回は、#1のプレートをつけられるんだ! 森のステージに戻るのが待ち切れない。怖さと速さと、デビッド、バリー・マッケンナ、ケン・ブロック、その他のライバルたちとの楽しいバトルを思うとワクワクする」