APRC第3戦インターナショナル・オブ・ジョホール(グラベル、マレーシア)は7月20日にマレーシア南部のジョホールバルでセレモニアルスタートを行った後、21日に競技を開始。この日3SSを2ループする158.16kmを終えて、クスコレーシングの炭山裕矢(シュコダ・ファビアR5)が首位に立った。
これまでアジアカップを何度も制してきた炭山だが、今季はAPRCのフル参戦に挑んでいる。ファビアR5のコントロールもまだ模索中。暑さも厳しい中、この日は最初からイベント最長の31.67kmステージからスタートした後、残る2本も25.95km、21.46kmと比較的ロングのテクニカルコースが続くタフな設定の初日を終えて、総合トップに立った。2番手には、チームメイトでクスコレーシングが製作した4WD仕様のトヨタ・ヴィッツで臨むマイケル・ヤングが続いている。
一方、アビラッシュPgはSS5でドライブシャフトのトラブルを抱えた後にコースオフ、アブドゥール・カーティア・モハメッド・ムスタッファも同じステージでクラッシュアウトを喫している。2クルーは、明日再スタートを目指す。
競技最終日となるレグ2は、11.98km、12.21km、13.93kmの3SSを2ループする6SS・76.24kmが設定されている。
APRCマレーシア 暫定結果(レグ1終了時点)
1 炭山裕矢/保井隆宏(シュコダ・ファビアR5) 2:09:57.537
2 M.ヤング/M.リード(トヨタ・ヴィッツ4WD) +3:16.815
3 アビラッシュPg/ムサ・シェリフ(スバルWRX STI) +9:01.912
4 A.カーティア・モハメッド・ムスタッファ/T.アルジュナ(プロトン・サトリアネオ) +20:59.527