「ファラオラリー2012」でランクル200の三橋淳が優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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「ファラオラリー2012」でランクル200の三橋淳が優勝

 

トヨタ車体株式会社のTLC(Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY)は、ファラオラリー2012にトヨタ・ランドクルーザー200のディーゼル車2台で参戦し、1号車がガソリンクラスを含めた市販車部門において優勝。2号車も同部門にて3位となり、完走を果たした。

2013年1月にスタートするダカールラリー2013での市販車部門王座奪還に向けた前哨戦として参戦したファラオラリーは、1982年よりエジプトにて開催され、今回で31回目。FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップシリーズ第7戦として開催され、3大ピラミッドで有名なギザ(カイロ近郊)をスタートした後、内陸部の2カ所のビバーク(宿泊地)を中心に6日間(10/1~10/6)の本格的な灼熱の砂丘をメインとした難易度の高いステージが数多く用意されている。再び、ギザにゴールするまで、総走行距離約2000kmにおよぶ厳しいラリーだ。

市販車部門は、量産車にロールバー・大容量燃料タンクなどの「安全に走る」ための装備を追加した車両。主要部品の交換が禁止されおり、市販車としての性能が勝つための大きな要素となる。市販車のディーゼル部門は6台が参戦し4台が完走した。

●チーム監督 森 達人(トヨタ車体株式会社 総務部広報室)
「ダカールラリー王座奪還という一つの目標に対し、各々が自分の役割を理解した結果、チームが非常にうまく機能したと感じています。ダカールラリー2013へ向けて非常にいい実戦訓練となりました。1号車の市販車部門優勝、2号車も3年ぶりのコンビとしては、同部門3位と申し分のない結果。多大なご協力を頂いたスポンサーの方々、そして大きな声援を送ってくれた大勢のファンの皆様に厚くお礼申し上げ、本番へ望んでいきたいと思います」

●1号車ドライバー 三橋 淳
「特に今年は、結果にこだわりたいと思っていた中、ダカールラリー本番に向けて非常にいい走りができた。その結果、昨年は逃してしまった市販車部門優勝を奪還することができたので、この勢いのままダカールラリー本番でも必ず王座奪還を成し遂げたいと思います。応援してくださったファン方々に感謝するとともに今後も応援をよろしくお願いします」

◆1号車ナビゲーター アラン・ゲネック
「今大会は、非常に難しいコース設定でしたが、落ち着いて、確実な走りをすることができたため、市販車部門優勝という、良い結果に繋ぐことができたと思っています。チーム・車両への信頼から、安心してラリーに集中することができました。チームのサポート、ファンの方々の応援に感謝しています。ダカールラリー本番でも堅実な走りをし、王座奪還を果たしてきます」

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