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ウィルクス、MINI WRCベースのマシンで世界RXデビュー

 

スズキからJWRCに参戦していたことでも知られるガイ・ウィルクスが、今週末に英国・リッデンヒルで開催される世界ラリークロス戦に、プロドライブ製のMINIジョン・クーパー・ワークスWRCをベースとしたMINI RXでJRMレーシングから初参戦を果たす。

英国ラリー選手権では2008年にJRMレーシングから参戦してタイトルを獲得した経験もあるウィルクスだが、世界ラリークロス選手権は初めて。JRMレーシングと共に、オール英国チームで挑む。ウィルクスが駆るMINI RXには、1964年にパディ・ホプカークがMINIクーパーSでモンテカルロを制した時と同じ「37」が与えられた。

月曜日にはプレイベントテストを行ったウィルクスは「ラリークロスは、マシン、タイヤ、コース、すべてが初めて」とコメント。
「でも、テストで学んだことも多く、シャシーやディファレンシャルではいいアイディアが見つかった。もちろん、モータースポーツなら当然だが、ラリークロス用のセットアップの“スウィートスポット”を見つけるところが重要だ」

JRMレーシングは前戦ホッケンハイムで、既にMINI RXを走らせているが、2016年のフル参戦に向けて、今季は体制を整えることに専念すると明言している。



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