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世界RXカナダ:クリストファーソンがGP3R連覇、プジョー勢はWポディウム

©FIAWorldrallycross.com

世界ラリークロス選手権第7戦は、8月5日にカナダのグランプリ・デ・トロワリビエール(GP3R)でファイナルが行われ、選手権リーダーであるPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのヨハン・クリストファーソンが中間リザルト9番手から一気に巻き返し、ファイナル勝利を飾った。

今季最初の北米戦、土曜日の予選では苦戦を強いられたクリストファーソンだったが、セミファイナルに進出すると、レース1で勝利した勢いのままファイナルもトップでフィニッシュした。

ファイナルのスターティンググリッドでは、クリストファーソンと並んでチーム・プジョー・トタルのティミー・ハンセンが最前列に並び、3列目からスタートしたチームメイトのセバスチャン・ローブとともに、ダブルポディウムを飾った。クリストファーソンのチームメイト、ペター・ソルベルグは3列目からスタートとなり、ファイナル4位。EKSアウディ・スポーツのマティアス・エクストロームが5位に入った。チームSTARDのジャニス・バウマニス(フォード・フィエスタ)は今シーズン初めてファイナル進出を果たし、スタートで最も速く反応したドライバーに贈られるモンスターエナジー・スーパーチャージ賞を受賞した。

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クリストファーソンとPSRXは、ドライバーズ、チームズの両選手権でのリードをさらに広げた。
「土曜日はとても残念な内容になったので、必死でこの勝利を引き寄せなくてはならなかった」とクリストファーソン。
「(土曜日の)Q1でもQ2でもトラフィックにつかまった。今日はリズムをつかもうとしたができず、ウォームアップではグラベルセクションでマシンに余裕が感じられなかった。だから、ドライビングに集中させてくれたチームとペターには本当に感謝している。ファイナルは滑り出しが今一つだったが、ティミーもそれは同じだった。だから、ラップ1からギャップを維持することができた。プジョーは今回、とても脅威だったので、できる限りポイントを獲得しなくてはならなかった。このトロワリビエラでまた勝つことができて、うれしいよ」

一方、ハンセンは2位フィニッシュを飾ったことで、ドライバーズ選手権でもローブと並んで2位に浮上した。「新しいプジョー208は、スウェーデンよりも格段に扱いやすくなったので、最初からプッシュすることができた」

中間リザルトでトップだったローブは、日曜日はチャレンジングな一日となった。「浮き沈みのある週末となったが、ラリークロスではよくあること」とローブ。「今日はQ3でエクストロームと接触し、総合2番手に終わった。セミファイナルは滑り出しがあまりうまくいかず、最終コーナーではミスをした。ファイナルは最後列からスタートしてポディウムでフィニッシュできたので、そう悪くない。ティミーとポディウムに上がることができて、プジョーのためにもうれしい」

世界RXカナダ ファイナルリザルト
1 J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR) 5:00.190
2 T.ハンセン(プジョー208) 5:00.886
3 S.ローブ(プジョー208)5:02.337
4 M.エクストローム(アウディS1) 5:03.556
5 P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロR) 5:04.228
6 J.バウマニス(フォード・フィエスタ) 5:10.140



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