今週開催されるWRCドイツで、ケイマンGT4クラブスポーツを0カーとして走らせるポルシェ。ワークスドライバーのロマン・デュマがドライバーを務めるこのマシンは、GT4マシンをベースとしたFIA R-GTマシンのコンセプトスタディとして開発されており、同じくワークスドライバーのリチャード・リエツ、ティモ・ベルンハルトがテストに参加している。
モータースポーツおよびGTマシン担当副社長のフランク-シュテファン・バリザー博士は「我々のFIA R-GTコンセプトカーに、ラリー界がどのような反応を見せるのか、楽しみにしている」とコメントを寄せた。「興味のあるドライバーやチーム代表は誰でもサービスパークを訪れて、このラリーコンセプトマシンを間近で見ていただきたい。潜在的な顧客からのフィードバックや、どれだけ興味を持たれるか様子を見て、今後のモデルをベースにしたラリー用競技車両の開発を行うかどうか、年末までには決めるつもりでいる」