ローブ、2013年はスポット参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ローブ、2013年はスポット参戦

 

シトロエンレーシングは9月27日、パリモーターショーでプレスカンファレンスを行い、2013年はアブダビから支援を受けてのフル参戦を継続することを発表。ミッコ・ヒルボネンもシーズンを通して参戦することが決まったが、セバスチャン・ローブは部分的な参戦に留まることが伝えられた。

2001年のワークス参戦以来、マニュファクチャラーズタイトルを7回獲得しているシトロエンレーシング。セバスチャン・ローブはドライバーズ選手権を8回獲得しており、次戦のフランスでは9連覇確定のチャンスも出ている。

欧州経済の不安が依然として落ち着きを見せない環境だが、シトロエンはモータースポーツへの意欲と活気盛んな勢いを商業的に活用するためにも、モータースポーツ活動の継続は欠かせないという見方を主張。一方で、チーム運営に関わるコストを削減することも同様に重要である厳しさも明かした。

「このような背景の中で、アブダビをパートナーに迎えられるのは光栄なこと」とシトロエンレーシングのチーム代表、イブ・マトンはコメント。さらに「アブダビとの連携により、2013年は3台のDS3 WRCをWRCに投入する」と続けた。

しかし、9連覇がほぼ確実となっているローブに関しては、本人にはまだ参戦への情熱が残っているとしながらも一線を退く時期だとして、2013年はタイトルを目指すことはないことを明かし、開幕戦のモンテカルロには出場しながらも、2013年は一部イベントのみの参戦となることが伝えられた。ローブが参戦しないイベントのセカンドドライバーについては後日発表とする一方で、3台目のドライバーには、ハリ・アル‐カシミの投入も明かした。

一方ローブは、スポット参戦の合間に、今後シトロエンとどのような関わりを持つかを模索することになり、一案として2014/2015年のWTCC参戦が検討されているという。



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