ペター・ソルベルグ率いるPSエンジニアリングは今季、パトリック・フローディンをIRCに参戦させている。チェコで開催された前戦では夫人であるパニラ・ソルベルグがチームのコーディネーターとして奮闘。そんなソルベルグ夫人に、IRCが質問を投げかけた。
Q.バルム・チェコラリー・ズリン参戦でよかったこと、悪かったことは?
ーPSエンジニアリングのような素晴らしいチームを担当できたことは、最高だった。この上ない気持ちだったし、とても楽しかった。一方で、SS13で起きたアクシデントには心を痛めた。チームとご遺族には心からお悔やみ申し上げます。
Q.チームのドライバーはパトリック・フローディンですが、ズリンでの彼のパフォーマンスをどう分析しますか?
ー彼はターマックスペシャリストではないし、セッティングを煮詰めるためのプレイベントテストも行わなかったことを考えれば、いい走りをしたと思う。マシンにはマイナートラブルがいくつか発生したので、彼にとっては少し厳しい状況だった。トラブル内容は把握できているので、次戦までに解決させる。
Q.ズリンでは、チーム運営のかたわらパレードの際には旧型のブガッティをドライブするチャンスにも恵まれましたね。いかがでしたか?
−素晴らしかったし、あの美しいマシンのオーナーでありドライブをさせてくださったサモイ氏には心から感謝している。60馬力でオープントップの車両だったの。昔風のヘルメットを被らなくてはならなかったのだけど、スターのような気分だった。石畳では少しスライドしていたわね。パレード中は、観客からは歓声が上がって、本当にうれしかった。