9月14日に開幕するラリー北海道。地元北海道在住の鎌田卓麻は、自身の名前のエントラントチームの純プライベート体制で、全日本選手権部門の大一番に挑む。車両はスバル・インプレッサWRX STI。
日本有数のラリースト、鎌田豊を父に持ち、早くからモータースポーツの現場に身をおいていたが、普通自動車免許取得後3年経過しないとJAFライセンスを申請することが認められなかった時代に、速さがありながら全日本選手権への参戦を待たされていた。
1996年、出場可能年齢になった直後の全日本ラリー選手権イベントで、クラス2位に入賞。翌1997年からはテインスポーツから国際ラリーへの参戦を開始している。99年にはカローラWRCでのWRC参戦も果たしており、国内ドライバーの中でも数少ないWRカー経験者のひとりだ。
紋別出身、旭川在住、いわば地元イベントとも言えるラリー北海道に関して鎌田は
「十勝のコースはナロー&高速ですが、自分にとっては得意なステージ。今回の参戦に向けてサポートしていただいたみなさんの期待に応えられるよう、ベストを尽くします」とコメント。