JAFが2019年日本ラリー選手権規定を公示、クラス区分を大変革 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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JAFが2019年日本ラリー選手権規定を公示、クラス区分を大変革

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JAFは、8月24日付で2019年日本ラリー選手権規定を制定し公示した。ラリーR車両の導入やクラス区分の再編成など、2019年の日本ラリー選手権規定は現行と大きく変わる。

クラス区分は、クラスを区分する数字の少ないほうが上位クラスとなり、現行のJN6クラスはJN1クラスとなる。そのほか現行のJN5クラスがJN2クラスとなり、現行のJN4クラスとJN2クラスの後輪駆動車がJN3クラス、現行のJN4クラスと1500ccを超えるJN1クラスの前輪駆動車がJN4クラスとなり、現行のJN2クラスとJN1クラスのRPN車両は、事実上上位クラスへ統合される。また現行のJN3クラスと1500cc以下のJN1クラスの車両はJN5クラスに、JN6は1500cc以下のAT車とAE車両(排気量区分なし)となった。JN1クラスはR車両の4駆も含まれたことから、規定上ではR5車両も参戦可能となる。

クラス2018年2019年
JN1クラス1600cc以下の2WDのRPN+AE(AEは排気量区分なし)気筒容積が2500ccを超える4輪駆動のRJ、4輪駆動のR
JN2クラス1600cc超2000cc以下の2WDのRPN気筒容積が2500ccを超える2輪駆動のRJおよび2輪駆動のR
JN3クラス1500cc以下の2WDのRN、RJ気筒容積が2500cc以下の後輪駆動のRJ、RPN
JN4クラス1500cc超2500cc以下のRN、RJ気筒容積が1500ccを超え2500cc以下の前輪駆動および
4輪駆動のRJ、RPN
JN5クラス2500cc超の2WDのRN、RJ、RR(RRは排気量区分なし)気筒容積が1500cc以下の前輪駆動のRJ、RPN
JN6クラス2500cc超の4WDのRN、RJ気筒容積が1500cc以下のRJ、RPN(ATに限定)および
AE(気筒容積別区分なし)

得点基準では、SS距離150km以上の得点係数が廃止され、ターマックの最大係数が1.2、グラベルの最大係数が1.5となる。また、レグポイントはレグ1のポイントが廃止され、レグ2以降のみ適用され、有効ポイント戦数は成立が8戦以上の場合は現行の7戦から6戦に、成立が7戦以下の場合は現行の全戦から5戦となる。

そのほか、全日本の参加資格が運転免許を取得後1年未満でも、地方選手権で2回以上の順位認定を受けた実績があれば参加可能となる。また、地方選手権に運転免許取得後1年未満でも出場できるようになった。



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