世界ラリークロス選手権第8戦は8月31日、フランスのロエアックで開幕。9月1日はQ1、Q2の走行が行われ、この時点での中間リザルトでは選手権リーダーのヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR)がトップに立った。
クリストファーソンはQ1でトップタイム、Q2もセカンドベストでまとめた。このQ2でトップタイムをマークしたのは、2016年王者のマティアス・エクストローム(アウディS1)だ。Q2の自身のレースでは序盤からリードし、ジョーカーに入った最終ラップでベストタイムをマーク。この日、最後のレースを制したクリストファーソンも、エクストロームのタイムを上回ることができなかった。
「今のところフィーリングはずっといいのに、フリープラクティスではタイムにつながらなかった。Q1はスタートがあまりよくなかったが、Q2ではいいスタートが決められてクリーンなレースができたので、いろいろあったがハッピーだ」とエクストローム。
「ヨハンとフォルクスワーゲンの組み合わせがとても強いことは分かっているし、ここのところ勢いが止まらないが、少なくともバトルができるように全力を尽くす。明日はまた仕切り直しだが、今日の内容にはかなり満足していいと思っているよ」
クリストファーソンは、Q2のレースでは序盤遅れたが、その後巻き返し、ラップ3の最終コーナーでレースリーダーのアンドレアス・バックラッド(アウディS1) もパスし、このレースを制した。Q2のレース3では、オルスベルグMSEのケビン・エリクソン(フォード・フィエスタ)が勝利し、全体の4番手タイム。GRXタネコのニクラス・グロンホルム(ヒュンダイi20)は、Q2で全体の5番手タイムをマークしている。
9月2日は、Q3、Q4が行われた後、トップ12が2つに分かれてセミファイナルレース、その後各トップ3によるファイナルが行われる。
世界RXフランス 中間結果
1. J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロ)
2. M.エクストローム(アウディS1)
3. A.バックラッド(アウディS1)
4. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロ)
5. T.ハンセン(プジョー208)
6. S.ローブ(プジョー208)
7. N.グロンホルム(ヒュンダイi20)
8. K.エリクソン(フォード・フィエスタ)
9. K.ハンセン(プジョー208)
10. L.ドーラン(ルノー・メガーヌRS)
11. G.シシェリ(ルノー・メガーヌRS)
12. T.ティマラザヤノフ(ヒュンダイi20)