WRC公認タイヤサプライヤーのDMACKは、トルコ戦の開幕を前に「ジョーカー」タイヤを発表した。新タイヤの特徴は、よりオープンなトレッドパターン。ソフトタイヤは、2017年のジョーカーで使用した特性の超ソフトコンパウンドタイヤを採用している。
このタイヤがトルコで使われる見込みはなさそうだが、3週間後のウェールズラリーGBではその姿を見ることになりそうだ。規定により、ジョーカータイヤは今の時期に発表しなくてはならず、その後年末まで使わなくてはならない。昨年の今の時期もDMACKは同じく発表を行い、2017年ラリーGBでのエルフィン・エバンスの初優勝につなげた。
新タイヤのパフォーマンスについては、トルコのように暑くて、ドライでロッキーな道ではパフォーマンス面でアドバンテージは得られず、10月上旬、英国での登場が待たれる。
(Martin Holmes)