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APRCラリー北海道:SS4までを終えてファビアR5の炭山が大きくリード

©Takuto Nishio

アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦Rally Hokkaidoは、9月15日(土)のSS4までを終えて炭山裕矢/保井隆宏(シュコダ・ファビアR5)が2番手に2分20秒1という大差を築いて総合首位に立った。2番手以下は岩下英一/鍋倉正彦(三菱ランサーエボリューションIX)、青山康/竹下紀子(スバルWRX STI)、高橋冬彦/中田昌美(スバルWRX STI)、ファビオ・フリジエロ(プジョー208 AP4)というオーダーとなっている。

この日を首位でスタートしたマイケル・ヤング/マルコム・リード(トヨタ・ヴィッツ)は、SS2でリヤサスペンションの損傷によりデイ離脱を余儀なくされた。また、増村淳/鈴木裕(三菱ランサーエボリューションX)は、同じSS2でエンジンパワーが上がらなくなるトラブルを抱え、大きくタイムを落としながら走行している。

上位選手のコメントは次のとおり。

APRC 首位
炭山裕矢

「タイヤのチョイスを間違えたかもしれません。グリップ感が薄くて、ヤムワッカの前半は非常に滑りました。黒土の朝一で濡れている箇所で、ちょっとタイムロスしてしまいました。クルマは調子良く動いています。リードはできていますが、まずは自分のペースで走りたいと思います」

APRC 2番手
岩下英一

「クンネイワとヤムワッカは、予想はしていましたが、かなり荒れていました。岩を抱き込んでしまうこともありました。ACDのポンプが壊れたりしていて、果たしてこの後のリモートサービスで直せるのか、という感じです」

APRC 3番手
青山 康

「今のところ、ウォーミングアップという感じで、少しずつペースを戻しているところです。まだラインができていなかったので、午後は少し走りやすくなるかもしれません。午後もステディに確実に走り切りたいです」

APRC 4番手
高橋冬彦

「陸別でいつもと違うラインを走ってしまって、すこし危ない局面はありましたけど、それ以外は問題ありませんでした」

APRC 5番手
ファビオ・フリジエロ

「悪くなかったけれど、SS2とSS3のロングステージは本当に難しかったよ。初めて走る僕にとっては本当に厳しいね。それにしても炭山は本当に速い。彼のペースで走ろうとすると、僕の場合はかなりのリスクをとることになってしまう。マシンはまったく問題ない、僕自身のドライビングよりもずっといいよ(笑)」



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