世界ラリークロス選手権第9戦は9月15日、ラトビアのリガでQ1、Q2の走行が行われ、選手権リーダーのヨハン・クリストファーソンが、両セッションで総合トップタイムをマーク。この段階での中間リザルトでトップに立った。
「Q1では、スタートであまり引き離すことができずよくなかった。最初のコーナーで軽く接触があった。みんな、もちろん最初に入りたいからね。かなりタイトなコーナーでもあったから接触を避けるのは簡単ではなかった。でも、マシンが手堅い走りをしてくれたのでトップに出ることができた。セバスチャン・ローブの前に出るだけの速さがマシンにもあった」とクリストファーソン。
「Q2では、マシンに少し変更を行い、いい滑り出しができたので、そこからはいいレースができた」
EKSアウディ・スポーツのマティアス・エクストロームはQ2でセカンドベスト、中間リザルトでも2番手に立った。クリストファーソンのチームメイト、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのペター・ソルベルグは3番手につけている。
エクストロームのチームメイト、バックラッドは4番手につけ、チーム・プジョー・トタルのセバスチャン・ローブが5番手。6番手には、今季安定して好パフォーマンスを披露しているGRXタネコ・チームのニクラス・グロンホルムがつけている。
16日はQ3、Q4が行われ、トップ12がセミファイナルに進出。2レースに分かれ、各上位3人がファイナルに進出する。
世界RXラトビア 中間結果
1. J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロGTI)
2. M.エクストローム(アウディS1)
3. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI)
4. A.バックラッド(アウディS1)
5. S.ローブ(プジョー208)
6. N.グロンホルム(ヒュンダイi20)
7. T.ヘイッキネン(フォード・フィエスタ)
8. T.ティマラザヤノフ(ヒュンダイi20)
9. J.バウマニス(フォード・フィエスタ)
10. G.シシェリ(ルノー・メガーヌRS)
11. L.ドーラン(ルノー・メガーヌRS)
12. T.ハンセン(プジョー208)