ARA初開催のアイダホ戦でスバルのパトリック・サンデルが優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

ARA初開催のアイダホ戦でスバルのパトリック・サンデルが優勝

©subaru.com/rally

アメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)シリーズ第6戦アイダホラリーインターナショナル(グラベル)が9月14‐16日に米国アイダホ州で開催され、スバル・ラリーチームUSAから今季2度目のARA参戦に臨んだパトリック・サンデル(スバルWRX STI)が、チームメイトのデビッド・ヒギンズとの激戦を制し、総合優勝を飾った。

国内選手権レベルのイベントは初開催となるアイダホラリーでは、ラフでテクニカルなステージが、クルーにもマシンにも厳しい試練となった。初日はヒギンズが走行順トップ、サンデルが2番目にステージに臨んだが、サンデルはすぐにステージのコンディションに対応してみせた。選手権争いを考慮する必要のないサンデルは、序盤からフルアタックで走行し、午前中のうちに2本のステージウインをマークして首位に立った。この日を終えてサンデルがトップ、2番手はチームメイトのヒギンズが8秒差で追う展開だ。

デイ2を走行順トップでスタートしたサンデルは、チームメイトのヒギンズが激しくプッシュするなか、ダストのないコンディションでの走行を有利に活かし、最初のループだけでヒギンズとの差を30秒にまで広げた。

こうなると、選手権争いを視野に入れるヒギンズは、アプローチをポジションキープに変更。サンデルとともに1-2フィニッシュを決めた。2位に入ったことで、ヒギンズは計算上、今季のタイトルを手中に収めている。

subaru.com/rally

ARAの次戦は、ワシントン州オリンピアで開催されるツール・ド・フォレスト(10月6‐7日)となる。

ARAアイダホ 最終結果
1. P.サンデル(スバルWRX STI) 2:01:16.8
2. D.ヒギンズ(スバルWRX STI) 2:01:40.9
3. J.シーホーン(スバルWRX STI) 2:08:37.9
4. B.セメヌク(ヤマハYXZ1000R) 2:12:24.3



ラリプラメンバーズ2024募集中!!