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WRCラリーGB:オジエが今シーズン4勝目を獲得

©M-SPORT

WRC第11戦ラリーGBはすべての競技を終えて、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエが優勝を飾った。2番手にはヤリ‐マティ・ラトバラ、3番手にエサペッカ・ラッピとトヨタ勢が続き、マニュファクチャラーズランキングでのリードを拡大している。

競技最終日に行われたのはSS19〜SS23の5SS、55.64km。途中のSS20がパワーステージとなる変則的なスケジュールで開催された。オープニングのSS19はラッピがベストタイム、ラトバラが2番手で続き、総合タイムで首位のオジエに1.7秒差と肉迫する。ラトバラは続くパワーステージSS20でもオジエに5.3秒の差をつける渾身の一番時計。これでラトバラはオジエを逆転、3.6秒差でラリーリーダーの座に就くことに成功した。

TOYOTA

しかしここからオジエの反撃がスタートする。SS21でベストタイムをマークしラトバラとの差を0.2秒に縮め、続くSS22では再び逆転。これでオジエのリードは3.1秒となった。そして最終SS23でもオジエはスピードを緩めることなくフィニッシュラインを駆け抜け、3連続ベストタイムでラトバラを突き放し、今シーズン4度目の勝利を飾ってみせた。自身にとっては通算44勝目だ。

これでオジエは優勝25点にパワーステージの3点を加算し28点を獲得。ドライバーズチャンピオンシップを争うヒュンダイのティエリー・ヌービルが5位に沈んだため、ヌービル189点、オジエ182点に縮まることになった。

HYUNDAI

次戦は10月25日〜28日にかけて行われる第12戦スペイン。ミックスサーフェイスイベントで行われるシーズン唯一のラリーとなる。過去5年間ではオジエが3勝(2013、2014、2016、いずれもフォルクスワーゲン)を挙げており、タイトル争いはますます激しくなりそうだ。



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