WRCスペイン:ヌービル「砂利掃きで、ここまでロスするなんて」デイ2コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCスペイン:ヌービル「砂利掃きで、ここまでロスするなんて」デイ2コメント集 

©Hyundai Motorsport GmbH

ラリースペイン、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。激戦のタイトル争い、序盤のグラベルステージを選手権リーダーとして先頭走行でスタートしたティエリー・ヌービル。砂利掃きの負担は予想以上に大きく、タイトルを争う首位タナックに1分近くの大差がついた現状への落胆を覗かせた。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位

Toyota Gazoo Racing WRC

「全体としては非常にいい一日だったと言える。特に、自分よりも走行順が後ろの方がコンディションはよかったんだからね。午前中はリズムがよく、特に最初の2本はかなり乗れた。午後は序盤、マシンのフィーリングがすごくよかった。ステージ中盤で少しフィーリングを失ったが、それでもプッシュを続けることができ、かなり差をつけて一日を終えられた。でも、まだ何も終わっていない。明日はまた、新たにラリーが始まるようなものだし、ウエットになりそうだからね」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合5位

Toyota Gazoo Racing WRC


「今日は序盤から、マシンもドライビングもフィーリングがよかった。最初の2本は順調に進み、3本目も舗装のセクションは過去に苦戦したところだったが、それでもとてもいい流れだった。しかし、残念ながらここでパンクを喫した。非常に悔しい。でも、午後も同じ速さを維持することができた。一番重要なことだ。ドライブしやすかったし、考えなくてはならないこともあまりなかった」

■エサペッカ・ラッピ/総合10位

Toyota Gazoo Racing WRC

「正直、非常にチャレンジングな一日だった。あちこちに細かいトラブルがあったが、少なくとも走り続けることはできた。最後のステージでは全てが正しい方向に進めばいいタイムが出せることを見せられたが、もっと改善を目指す必要がある。明日からはターマックに変わるが、楽しみにしている。雨が降ればかなりチャレンジングになる。こういう道でそのコンディションで走ったことがないからね」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ダニ・ソルド/総合2位

Hyundai Motorsport GmbH

「母国戦でチームに戻ることができて、とてもハッピー。たくさんのスペインのファンの前で走るのは、いつでも喜びを感じる。今日の内容にも、ポディウム争いができる位置につけられたことも満足している。とてもコンペティティブな戦いになっているし、トップ3を争うクルーがたくさんいる。もし戦いに残りたいのなら、ハードにプッシュして自分の力量を見せなくてはならない。マシンのフィーリングは今日はとてもよかったが、残り2日間でターマックになった時に何ができるかが問題だ」

■アンドレアス・ミケルセン/総合6位

Hyundai Motorsport GmbH

「午前の1本目では、マシンのあらゆるコントロールをつかむことに苦戦した。コーナーでブレーキを踏む度に、リアを失った。ロールケージのポジションも含めいくつか変更を行い、一気にフィーリングがつかめるようになった。プッシュすることができたし、ランチ前のロングステージではベストタイムもマークできたのは、とても気分がよかった。午後はタイヤ6本で行く賭けに出たが、コンディションは涼しくなりタイヤの摩耗も格段に減ったので、あまり効果はなかった。ポディウム争いは激戦になっているので、明日は順位をさらに上げることを目指す」

■ティエリー・ヌービル/総合9位
「今日は一日を通してプッシュしたし、精いっぱいやった。出来る限りの速さで攻めたが、このルーズなコンディションを先頭走行でスタートしたので、こんなに苦戦することになって、ものすごく残念だ。午前はリズムをつかむことができず、ループの終盤ではミスもあった。あの走行順では、あれ以上は無理だ。トリッキーな一日だったが、オジエとはそれほど離れていないので、まだポジティブでいられる。明日は、全く違うコンディションになるので、プッシュを続けていく」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

M-Sport

■エルフィン・エバンス/総合3位
「かなり力強く走れたが、最終ステージであまりタイムが伸びなかったのは残念だ。明日は、また明日。差は詰まっているし、明日は新しいラリーが始まるようなものなので、間違いなく面白くなる。天気が不安定になりそうで、ウエールズ出身だから雨には少し慣れているが、ターマックでは雨はあまりないので何が起こるか注視していく」

■セバスチャン・オジエ/総合7位
「タフな一日だったし、砂利掃きは大変だった。出来る限りを尽くしたが、ほぼ先頭の走行順で走るのは本当に難しかった。今日、大差をつけることができたのはオットだけ。信じられないようなタイムを並べたよ! 自分は全力を尽くし、ミスは午前中に少しワイドになって数秒をロスしたくらい。午前中の序盤は、痛手の方が大きいのでフルではアタックしなかったが、それ以外は一日中、すごくハードにプッシュした。ポジティブな要素は、2番手とはまだ12秒しか離れていないということ。明日は、全く違うラリーが始まるので絶対に2番手浮上を狙う」

■テーム・スニネン/総合11位
「本当にタフな一日で、リズムをつかむのに苦戦していた。ラインに留まることに手こずり、コーナーで速さに乗ることがなかなかできなかった。問題が何なのか、心当たりがあり午後はよくなったが、あまり出来ることは多くなかった。明日は別のラリーを走るようなものなので、ターマックでいいタイムを出すことに専念していく」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■セバスチャン・ローブ/総合4位

Citroen

「午前中は少しアンダーステアに苦しまされ、セッティングを少し変更したら、午後は自信を持って臨めるようになり、自分らしい走りができるようになった。これで、ポディウム争いでの差も詰めることができて、土俵に乗ることができた。ウエットのターマックは6年走っていないので、もし雨になればビッグチャレンジになるね!」

■クレイグ・ブリーン/総合8位

Citroen

「浮き沈みのある一日になった。いいタイムもかなり出したが、不運もあった。午前中はスピンで20秒近くをロスし、午後はスポイラーの一部を失った。この問題がなければ、ポディウム争いにかなり近づけていた。自分はターマックが好きなので、シーズンでも滅多にないミックス路面を走るチャンスを活かし、挽回していきたい」

■カリッド・アルカシミ/総合23位

Citroen

「午前中はあまり余裕が持てなかったが、テクニカルチームと解決策を模索したので、午後は自信を持って走れるようになり、自分自身も楽しめた。ウエットのターマックで参戦する経験はすごく少ないので、明日は壮大なチャレンジになると思うよ!」



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