全日本ラリー選手権第10戦「新城ラリー2018」が、11月2~4日に愛知県新城市を舞台に開催される。JN6クラスは最終戦を待たずに新井敏弘のタイトルが確定。前戦高山をケガで欠場した勝田範彦(スバルWRX STI)が復帰を果たしており、ポイント争いに関係のないスクラッチバトルが展開される。
今回、ラリー初日にニューステージの「Kuragarikeikoku(12.54km)」が登場した。レッキを終えた新井は、お馴染み「Ganpo North」を上回るツイスティなコースに警戒心を隠さない。
「新しいステージが登場したので楽しみにしていんたんですが、Ganpo Northよりもさらにツイスティな道でした。コーナーが続いて休むところがほとんどなく、コ・ドライバーがペースノートを読むのが大変なほど(笑)。ひたすらステアリングを切っていく感じです。こう言ったステージは勝田選手が速いと思いますが、頑張ります」
対する勝田は鎖骨を折ったケガからの復帰戦となるが、体調面は問題ないと明かしてくれた。
「体調の方は問題ないです。ただ、まだ攻めた状態でドライブしていないので、どうなるのかちょっと分からないというのが正直なところです。レッキは問題なくできました。新しいステージは枯草がけっこう残っていて、ちょっとラインを外すとコースオフする危険性がありますね」
ラリーは、2日金曜日に新城市役所文化会館はなのき広場で行われるセレモニアルスタートに続き、3日土曜日から本格的に幕を開ける。