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MHのWorld Rally News:実戦デビューのR4キット装着マシンが2位フィニッシュ

©Oreca

スペイン・グラベルラリー選手権、ラリーシウダッド・デ・グラナダでは、英国ウェールズのオシアン・プライスが2位に入った。プライスは、R4キットカーの初実戦となるトヨタ・エティオスをドライブした。

イベントは、シリーズを4度制しているチェビー・ポンス(シュコダ・ファビアR5)が今季6勝目を飾った。トップ5には、R5、R4キットカー、N5、WRカーと、4種類の規定のマシンが揃った。


カタールのナッサー・アル‐アティヤが、FIA中東ラリー選手権(MERC)クウェートラリーにフォード・フィエスタR5で参戦し、優勝。14度目のMERCタイトルを手にして、FIA地域ラリー選手権の中でも最多記録を更新した。これまでの記録は、MERCを13回制したモハメッド・アル‐スライエムだった。

Kuwait rally

今回のMERCタイトル争いでは、チェコのボイテック・シュタッフと競っていたが、クウェートラリー初日に転倒を喫してダンパーを破損し、後退していた。これで、今季のFIA地域選手権は、全6シリーズでチャンピオンが決定した。

Kuwait rally


FIAセントラルラリートロフィー戦、ローシッツ・ラリーは、シュコダ・ファビアR5のファビアン・クレイムが優勝。同じくファビアR5のマティアス・カーレが2位、チェコのヤロスラフ・オルサック(フォード・フィエスタR5)が3位だった。


クリス・ミークは、悪運続きの一週間となった。フィンランドでヤリスWRCのショートテストを予定していたが、TOYOTA GAZOO RacingのWRCチームがテストエリアを持つ地方に20-25cmの雪が降り、中止に。その後、ミークはベルギーに渡ってラリーコンドロス‐フイにシュコダ・ファビアR5で参戦したが、3番手を走行中のSS5でエンジントラブルに見舞われてしまった。

そして、このイベントでは誠に残念なことに、ファビアR5のスティーブ・マターンがSS6でコース脇の柱にクラッシュ。コ・ドライバーのリック・バネルッセンが命を落としている。


トヨタMIRAIが、3度目のeラリーモンテカルロで優勝。トップ6には、水素燃料電池車両が3台食い込んだ。このイベントは、最低限の燃費を目指した車両での参戦を意図しており、電気・新エネルギー車両によるFIA公認カップの予選イベントとなっている。
(Martin Holmes)



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