31歳、ノルウェー出身のマッズ・オストベルグは、2014年、2015年、2018年と3シーズンに渡ってシトロエン・レーシングからWRCに参戦しているが、いずれの年も、チームの中での最上位ドライバーとしてシーズンを終えている。
今年のオストベルグは、全13戦中8戦にしか参戦していないが、70ポイントを獲得して選手権は10位。チームメイトのクレイグ・ブリーンは11戦に参戦して67ポイント、セバスチャン・ローブは3戦を走って43ポイント(1勝を含む)。波乱のあったクリス・ミークは6戦で同じく43ポイントだが、チームのパトロンでもあるカリッド・アルカシミは4戦にエントリーしてポイント獲得はならなかった。
ブリーンとローブの今後については、チームは積極的に検討を行っており、ミークはトヨタに移籍が発表されているが、オストベルグがシトロエンから4シーズン目の打診を受けているかについては、ニュースはまだ出ていない。
オストベルグはシトロエンから34戦に参戦しているが、リタイアしたのは3回のみ。また、彼がシトロエンに復帰する以前の2016年には、Mスポーツでもシーズン最上位につけている。
(Martin Holmes)