世界ラリークロス選手権最終戦は、11月24日に南アフリカのケープタウンにあるキラーニーインターナショナルレースウェイでQ1、Q2の走行が行われ、この時点での中間リザルトで、チーム・プジョー・トタルのセバスチャン・ローブがトップに立った。
チーム・プジョー・トタルは、Q1でローブとティミー・ハンセンが1−2を独占。ローブはQ2では全体の6番手タイムだったが、中間リザルトでトップに立って予選後半に臨む。
「Q2はまずまず。ベストのスタートではなかったが、ペターが神懸かり的なスタートで最初のコーナーでリードに立っていった。自分は集団に手こずり
ダストにも悩まされたが、総合ではトップを維持したので、週末の滑り出しとしてはよかった」とローブ。チーム・プジョー・トタルは、この南ア戦を最後に、2019年は世界RX戦への参戦見送りを表明している。
Q2では、既にタイトル連覇を決めているヨハン・クリストファーソンとペター・ソルベルグの、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンが1−2で応戦。ローブとドライバーズ選手権2位の座を争うソルベルグが、中間リザルトでも2番手で追っている。EKSアウディ・スポーツ勢は、アンドレアス・バックラッドとマティアス・エクストロームが、4-5位で並んだ。クリストファーソンは、Q1でスピンを喫して16番手に終わっており、全体では6番手から後半の追い上げを目指す。
25日はQ3、Q4が行われた後、トップ12がセミファイナルに進出。各レースのトップ3、計6人がファイナルを戦う。
世界RX南アフリカ 中間リザルト
1. S.ローブ(プジョー208)
2. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI)
3. T.ハンセン(プジョー208)
4. A.バックラッド(アウディS1)
5. M.エクストローム(アウディS1)
6. J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロGTI)
7. K.ハンセン(プジョー208)
8. J.バウマニス(フォード・フィエスタ)
9. A.マルクルンド(ルノー・メガーヌRS)
10. N.グロンホルム(ヒュンダイi20)
11. G.シシェリ(ルノー・メガーヌRS)
12. K.エリクソン(フォード・フィエスタ)