トヨタは1月12日、英国のバーミンガムで開催中のオートスポーツ・インターナショナルで行われたWRCの公式ローンチで、2018年のマニュファクチャラー選手権を制したトヨタ・ヤリスWRCの2019年仕様を披露した。会場には、今シーズンからチームに加わるクリス・ミーク/セブ・マーシャル組が、初めてトヨタのレーシングスーツ姿で登場。チーム代表のトミ・マキネン、オィット・タナック/マルティン・ヤルベオヤ組、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組と、全クルーが集結した。
マキネンは「現マニュファクチャラー選手権チャンピオンとして、2019年シーズン発表会に戻って来ることができ、大変うれしく思う」とコメント。
「特に英国では、多くのモータースポーツファンがクリスとセブのチーム加入をとても楽しみにしていたことは理解しているので、ここが我々にとって、今シーズンの幕開けに相応しい場所であると思う」
「2018年は大変素晴らしい結果を得ることができた。ヤリスWRCを継続的に改善するために、一丸となって努力を重ねたチームに感謝している。しかし、この成功に止まらず、我々の『もっといいクルマづくり』への挑戦は続く。そして、2019シーズンはマニュファクチャラー選手権タイトルを防衛し、ドライバー、コ・ドライバー選手権タイトルも狙う。これまで以上に激しい競争に直面すると思うので決して容易ではないが、チームのみんなが良いシーズンになると自信を持っている」