今季、SWRCに参戦しているプロトンモータースポーツ。フィンランド、GB戦では、フィンランド選手権タイトルを7回獲得しているユハ・サロを起用することになった。サロの参戦プログラムに関しては、ガルフオイル、テノスほか、15のスポンサーが支援を行っているという。
ラリーフィンランドではグループN優勝を2回果たしているサロは、6月11日に英国ウェールズで行われたテストで初めてサトリアネオS2000をドライブ。この日は160kmを走り込んだ。サロにとって、S2000車両でSWRCイベントに参戦するのも初めてのことだが、ラリーフィンランドへの参戦自体は、今回が8度目。フィンランドとGBでは、P-G・アンダーソンがチームメイトとなる。
「今年の春、自分のマネージャーからラリーフィンランドの参戦形態に別の可能性があることを告げられた。昨年は、S2000と張り合うにはS2000車両でなくては不可能であることを見せつけられた。だからプロトンモータースポーツとコンタクトを取り、英国に拠点を持つ彼らを訪ねたんだ」とサロ。
「プロトンモータースポーツからは、できる限り最高のサービスとサポートが受けられると信じている。彼らはもちろん、自分のスポンサーには感謝している。すべてがうまくいけば、今後の協力関係にもつながると思っている。優勝を念頭に置かないのなら、ラリードライバーは続けないよ。それに、それを果たす武器は揃っている」