昨年はPSDのトライアウトに合格し、WRCアカデミーに参戦したオーストラリアのモリー・テイラー。オーストラリアのベテラン、ニール・ベイツのコ・ドライバーを長く務めるコーラル・テイラーを母に持ち、FIAウーマン・イン・モータースポーツ活動の大使も務める若手女性ドライバーのひとりだが、ユナイテッドビジネス社のサポートを受けて、イタリアのBPレーシングからシトロエンDS3 R3Tでフィンランド、ドイッチェランドに参戦することになった。
24歳のテイラーは、6月7日にDS3 R3Tで初テスト。
「素晴らしいチャンスだし、自分のキャリアとしても大きなステップになる。プロフェッショナルチームから乗ったことのないマシンで参戦することで、多くのことを学べる。できる限り吸収しようとがんばっている。このマシンはいろいろなセッティングが可能なので、それを把握できるようにしていきたい」