一時はアクセントでWRカーを製作、WRCにもフル参戦を行っていた韓国のヒュンダイが、WRCへの復帰を目指していることを、ドイツのオートモーターアンドスポーツ(電子版)が伝えた。
早ければ2013年からの参戦を目指しているとし、同年からポロでWRCへの参戦を決めているVWを追随し、ヒュンダイのBセグメント格の小型車、i20のレーシングバージョンを製作。既にプロトタイプが完成しているという。
モータースポーツサプライヤーの数社は、ヒュンダイからモータースポーツ用のコンポーネンツの注文を受けたことを認めている。i20レーシングバージョンのプロトタイプは、ドイツのオッフェンバックにある同社の欧州拠点で、すでに何度も走り込みを行っているという。
ヒュンダイは2000-2003年の間にWRCへ参戦したが、目立った成功は収めてはおらず、高コストを理由にシリーズの途中で撤退した過去がある。