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JSR嬬恋:地元黒岩がSS1からリードを譲らず首位堅持

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日本スーパーラリーシリーズ(JSR)の開幕戦、「RALLY of TSUMAGOI」は2月2日(土)の競技2日目までを終えて、黒岩満好/高橋巧(三菱ランサーエボリューション)が首位、2番手に青山康/竹下紀子(スバルWRX STI)が17.7秒差で追う展開となっている。

黒岩は2月1日(金)に行われたナイトステージ5SSをすべてベストタイムでまとめ、初日終了時点で2番手の青山に24.1秒と大きくリード。競技2日目は2番手の青山とベストタイムを獲り合う展開となったが、17.7秒のマージンを残してこの日のラリーを終えている。
「初日は難しいコンディションでしたね。アイスバーンの外側に多少使える雪が残っていて、そこを使おうとリヤタイヤを乗せると、すぐにスノーバンクにリヤをヒットさせてしまう感じでした。2日目はとにかく青山選手から逃げるのに必死でした。路面コンディションはずいぶん変化して、だいぶ舗装が出ていたり、アイスバーンだったところが融けていたり。明日に向けてはもっとモチベーションを上げていく必要がありそうです」と黒岩。

一方、2番手から追う青山は「リヤのスプリングを変えたことで、なんとかスノーラリーで走れるようになりました。少しずつ黒岩選手が見えるようになってきて、特にPanoramaではいいタイムで走れました。路面はスリッパリーなところと、ターマックも出ているところなど、変化が激しくて難しいですが、残りはまだあるので頑張ります」と手応えを語る。

また、今回がスノーラリー初参戦というマイケル・ヤング/マルコム・リード(トヨタ・ヤリス4WD)は、一時エンジンのトラブルが出るも快走、2日目最後のナイトステージSS12では今大会初のベストタイムをマークした。ヤングはタイヤのマッチングやタイムにも手応えを感じているといい、「とてもチャレンジングだった。雪がいっぱい残っている箇所はとても気持ちよく走れるんだけど、アイスかアスファルトかをジャッジするのが難しかった。色々と学んでいるよ。エンジンはサービスでチェックして、問題を解決してもらって、OKになったよ」とコメントしている。

競技最終日となる3日(日)はSS13〜SS18の計6SS。一部のSSで安全対策のため距離が短くなり、SS距離27.04kmとなった。オープニングのSS13は8時33分スタート。

日本スーパーラリーシリーズ第1戦 SS12終了時点結果
1. 黒岩満好/高橋 巧(三菱ランサーエボリューション) 41:48.6
2. 青山 康/竹下紀子(スバルWRX STI) +17.7
3. マイケル・ヤング/マルコム・リード(トヨタ・ヴィッツ4WD) +53.4



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