トヨタは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催中の第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レース会場で“GAZOO Racing tuned by MN”のコンセプトカー「SPORTS FR Concept」を展示する。
このコンセプトカーは、外観から分かるとおり大型のリヤウイングを備え、ボディ幅も1855mmに拡幅されかなりの迫力。そして最も注目すべき点は、エンジンにスーパーチャージャーとターボが組み込まれていることだ。出力目標は320馬力。ふたつの過給器によって、低回転から高回転まで幅広い回転域での優れた加速性能を実現している。
プレスリリースには『世界中のクルマファンのFRクーペに対する期待を検証するためのスタディモデルとして開発した』とあり、市販化については触れられていない。ただ、期待を検証するという言葉に、反響次第では……と期待せずにはいられない。