5月9日から開幕するIRCの次戦ツール・ド・コルスに、フランソワ・デルクールがルノーメガーヌRSで参戦することになった。現在ルノーは、IRC 2WDカップのマニュファクチャラーズ選手権でホンダに25ポイント差をつけての首位に立っているほか、ロベルト・コンサニがプロダクションカップでも首位タイに並んでいる。
「私が見る限りでは、メガーヌはコルシカととても相性がいいと思う。とても積極的な走りをするし、クセがない。コルシカはとても好きなラリーだし、いい成績をいくつも残している」とデルクール。
このコルシカでは、ジャンドミニコ・バッソがMスポーツ製フォードフィエスタRRCで参戦することも明らかになった。バッソは先週このマシンで、イタリアで行われたラリー1000ミッレミリアを圧勝している。
「ミッレミリアはとても難しいラリーだった。マシンにまだ慣れている中でのあのパフォーマンスには、とても感心させられた。コルシカはもっとテクニカルでさらにタフなイベントだし、ブレーキにも厳しが、好成績を狙っていく」とバッソ。
さらに、新井敏弘がトミマキネンレーシング製スバルWRX STI R4で今季緒戦を迎えるほか、ペター・ソルベルグ率いるPSエンジニアリングからパトリック・フローディンとクリスチャン・ショーベリがフォードフィエスタS2000で、ダニエル・ソルドもMINIジョンクーパーワークスSPCで参戦するなど、今回のツール・ド・コルスへの注目が高まっている。