米国の人気ラリードライバーで、ニトロサーカスも主宰するトラビス・パストラーナが、ニトロのメンバーでもあるブレイク・“ビルコ”・ウィリアムズとともに、5月4−11日に開催される35回目の開催を迎える米国の歴史的なモータースポーツイベント、ワンラップオブアメリカに参戦する。
その両ドライバーをヨコハマとスバル・オブ・アメリカが支援し、スバル・モータースポーツUSAがプリペアするスバルWRX STI Type RAをドライブ。2019年のワンラップのためのアドバンA052を履く。
「彼らのWRX STI Type RAは、ストリートでの快適性を犠牲にすることなく競技用に設計されたマシンだ」と語るのは、スバル・オブ・アメリカのモータースポーツマネージャー、ウィリアム・ストークス。
「ワンラップは、サーキットで張り合えるパフォーマンスと、長距離の高速道路を走る過酷な競技。トラビスとビルコは、このマシンで試練に立ち向かうことになる」
このイベントに臨むパストラーナは「昨年のワンラップは、最高だった」とコメント。
「ビルコと自分はこのイベントを経験するチャンスを得て、スバルWRX STIとヨコハマタイヤで限界まで攻めた。昨年のイベントを終えた時点で、また絶対に挑戦しなくてはならない、それも違うチームで! と決心した。今年は、さらにいいイベントになるよ」
ワンラップオブアメリカは、1970年代序盤に自動車ジャーナリストのブロック・エーツが始めたもの。1992年には現在のフォーマットを確立し、1日のうち24時間近くをドライブ。米国内の各サーキットをタイムトライアルを行いながら回っていくという壮大な競技だ。