2012年アジア−パシフィックラリー選手権第2戦、ラリーニューカレドニアは4月26日、本拠地ヌーメアの市街地でセレモニアルスタートが行われ、27日から競技がスタートする。
ジュニアカップのかからない今イベントには、プロトンR3クスコラリーチームがスキップしていることもあり、APRCのエントリーは11台。
開幕戦で投入したばかりのシュコダファビアS2000でクリス・アトキンソンが優勝を飾ったチームMRFは、カレドニア戦にトラベルが長くなった改良型レイガーサスペンションを投入。さらに例年、雨によるマッドに悩まされるカレドニアの路面対策として、MRFの新ウェットタイヤを持ち込んでいるという。
一方、前戦ではベストタイムを連発しながらもパンクに泣いたプロトンモータースポーツのパーガンナー・アンダーソン(プロトンサトリアネオS2000)は、初めてのカレドニア参戦。チームはディファレンシャルとサスペンションのテストを重ね、セッティングを煮詰めてきたと自信を見せる。
地元ニューカレドニアの強豪、ジャンルイ・レイナードのシトロエンDS3 R3の存在も興味深い。
ラリーには全19SS・266.49kmが設定される。