WRCポルトガル:オジエ「もっと悪い順位も覚悟していた」デイ2コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCポルトガル:オジエ「もっと悪い順位も覚悟していた」デイ2コメント集 

©Citroen

ラリーポルトガル、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ルーズなコンディションでのパフォーマンスが課題のシトロエン。ヌービルとの僅差争いでは先行を許したセバスチャン・オジエではあるが、2日目を終えて4番手という順位には一定の満足を見せた。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC

「本当にタフな一日だった。最初のステージの序盤から既に、ブレーキがなくなっていた。リエゾンで必死に作業しなくてはならなかったが、ロングステージでも走れるようになったし、サービスでチームが完全に修復してくれた。午後のループは、文句なしにこのラリーで最もチャレンジングだった。あちこちに石がたくさん出ていて本当にラフだったので、マシンにすごく厳しかった。最終ステージでトラブルが発生してしまったが、幸い走り切ることができた。それでもまだ首位に立っているので、勝負は明日だ。マシンには勝てるだけの速さとパフォーマンスがあることは分かっている。日曜日はステージを消化するだけになることもあるが、今回はプッシュしなくてはならない。戦いを楽しみにしている 」

■クリス・ミーク/総合2位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC

「かなりいい一日だった。たぶん、このマシンでのここまでのベストだったと思う。ドライビングを心から楽しめたし、午前はいいリズムもつかめた。昨日よりも格段によかった。今まで2回目の走行は苦戦していたが、今日の午後はいいペースが出せたのでうれしいね。ポジションを守るためにハードにプッシュしなくてはならなかったし、全力を尽くした。ヤリ‐マティは本当に力強いラリーをしていたので、気の毒だ。ここからは、オィットと自分が、トヨタのために1−2フィニッシュを決めることが重要。明日は全開で攻めなくてはならない」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/SS12後にデイリタイア

Toyota Gazoo Racing WRC

「午前はとてもよかった。ハード2本で行った作戦がうまくいってハードにプッシュできた。速さにも満足していた。マシンのフィーリングもすごくよかったし、リズムもよく楽しめていた。その後、午後最初のステージで、フロントに奇妙なフィーリングを感じた。何かがおかしいと分かった。走行を続けるために直そうとしたが、道がとてもラフだったので最終的に破損してしまった。ポディウムに上がるチャンスがあると思っていたので悔しい。少なくとも速さはあったことが、モチベーションになる。明日は少しでもポイントを獲ることを目指す」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合3位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「力強く戦えた一日だったし、自分たちのポテンシャルをまた発揮できたことがうれしい。チームが最高の努力をしてくれた。午前中はソフト6本で勝負したが、重量が増えた分、誤った判断だったかもしれない。そう悪くはなかったし、オジエの前をキープすることができた。午後はタイヤ5本で行ってギャップを広げる事を目指し、ポディウムにも近づいた。2ループ目はラインに石が出ていて楽じゃなかったし、最後のステージはトラブルなしとはいかなかった。それでも、ステージウインを2本獲得して速さは間違いなくある。これでミークとタナックも見えてきたので、日曜日はエキサイティングな優勝争いになることは間違いないね」

■セバスチャン・ローブ/総合24位(↑)
「上位争いの望みが消えたら楽しみもなくなってしまうが、今日はチームワークの役目を果たした。初日に上位争いのチャンスはなくなってしまったので、状況が大きく変わる事はなかった。純粋に、一本一本のステージに集中していった。限界まで攻める事はせず、安全圏内で攻め、チームに大切なポイントを持ち帰ることに徹した」

■ダニ・ソルド/総合27位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「金曜日が残念な内容だったので語る事はあまりないが、決してあきらめたりはしない。特に、自分たちの一番の役目は、選手権を狙うチームを支える事だからね。今日はどうにも、上位のタイムに届かなかった。自分たちのベストを尽くし、サルディニアのための準備にも活用した」

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■セバスチャン・オジエ/総合4位(↑)
「今日を終えて4番手につけられて、うれしいよ。午前は午後よりも内容はよかった。タイヤチョイスが合っていたしセッティングも変えた。おそらく、2ループ目に対してはベストの決断ではなかったかもしれない。自分はまだ、C3 WRCの事を学んでいる段階。それでも、ここまでポジティブなリザルトだと思う。レッキではとてもルーズなコンディションだったので、もっと悪い順位も恐れていたからね」

■エサペッカ・ラッピ/総合5位(↑)

Citroen


「とてもいい一日だった。C3 WRCのドライビングを、本当に楽しめたよ! チームがいい仕事をしてくれて、マシンが自分のドライビングスタイルに格段に合うようになった。事実、走行順の割にはタイムもよかった。明日も、この勢いを続けていく事を目指すよ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■テーム・スニネン/総合6位(=)

M-Sport


「走行順が早く、難しい一日だった。ドライビングのレベルはよかったが、他のドライバーに対してタイムをロスしているので、昨日ほどよくはなかったね!」

■エルフィン・エバンス/総合7位(↑)

M-Sport


「一日のほとんどで先頭走行になってしまったので、かなり難しい一日になった。言うまでもなく、たくさん砂利を掃かなくてはならなくなったので、とにかくトラブルなく走り切ることに専念した。明日も同じような状況だが、フィーリングがよければパワーステージでポイントを狙えると思う」

■ガス・グリーンスミス/総合15位(↓)
「今日はペースを近づけたいと思っていたが、WRカーに乗ってたった2日目で、エルフィンやテームと争えるタイムが出せた。1km走る度によくなっている手応えを感じていたので、最終ステージのことが残念だ。ブレーキポイントをミスしてワイドに滑り、リヤを木にヒットしてしまった。本当につまらないミスだったが、一日を終えても、まだ自分はWRカーをドライブしているんだから、落ち込んだりしないよ。最高のマシンだ!」



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